大型IRシティ・オブ・ドリームズの新ホテル「モーフィアス」でプレス内覧会開催…開業予定は6月15日=設計は故ザハ・ハディド氏
- 2018/5/15 23:20
- 産業・経済
マカオのカジノ運営ライセンスを保有する6陣営の一角、メルコ・リゾーツ・エンターテインメント(MRE)は5月15日、コタイ地区の旗艦IR(統合型リゾート)「シティ・オブ・ドリームズ マカオ」で建設を進めている新ホテル「モーフィアス」のプレス内覧会を開催した。
MREの発表によれば、モーフィアスのプロジェクト投資金額は約11億米ドル、40階建で、スイート及びヴィラを含む客室数は772室。12台の高速観光エレベーターや最上階(地上130メートル)のスイミングプールを設置するほか、著名フレンチシェフ、アラン・デュカス氏プロデュースのレストランや「ピエール・エルメ」ブランドのバーといった複数のハイエンド料飲施設を併設する。
設計は東京・新国立競技場の当初案をデザインしたことで日本でも知名度が高い女性建築家で、2016年4月に急死したザハ・ハディド氏が設立したザハ・ハディド・アーキテクツが担当。ザハ氏の作品らしく、曲線を多用した斬新なデザインが目を引き、マカオの新アイコンとして大きな注目を浴びそうだ。
なお、開業日については、MREのローレンス・ホー会長兼CEOが内覧会前のプレス発表会において、許認可が順調に進むとして今年(2018年)6月15日を予定しているとした。