第65回マカオグランプリ開催概要発表…冠スポンサーは5年連続サンシティグループ
- 2018/5/17 10:05
- ツーリズム
1954年にスタートした歴史あるモータースポーツの祭典、マカオグランプリ(以下、マカオGP)。1983年からフォーミュラ3(F3)グランプリが設けられ、アイルトン・セナ、ミヒャエル・シューマッハ、佐藤琢磨らが優勝を経てF1にステップアップするなど、若手レーシングドライバーの登竜門的存在として注目を集める。
マカオグランプリ組織委員会(CGPM)は5月16日、第65回マカオGPの開催概要発表会及びスポンサー契約式を行った。
今年(2018年)の第65回マカオGPは11月15日から18日までの4日間、例年通り起伏やカーブが多く道幅も狭いことから、高度なドライブテクニックを要求される難関コースとして知られる市街地の一般道路を使った全長6.2kmのサーキット「ギアサーキット」を舞台に、3大看板レースとなる「FIA F3ワールドカップ」、「FIA GTワールドカップ」、「WTCC世界ツーリングカー選手権」のほか、オートバイなど6種のレースが開催される予定。
また、今大会で冠スポンサーを務めるのはマカオを中心にアジアでカジノVIPルームのほか、広くレジャー・エンターテイメント事業を展開するサンシティグループ(太陽城集團)。同社による冠スポンサーは5年連続で、スポンサー料は前回大会と同額の2000万パタカ(日本円換算:約2億7340億円)。スポンサー契約の締結に伴い、今大会の正式名称は「サンシティグループ第65回マカオグランプリ」となる。
大会組織委員会によれば、第65回大会の総予算は前年とほぼ同じ約2.2億パタカ(約30億0650万円)を見込んでいるという。
第65回マカオグランプリの観戦チケットは、すでに予約受付を開始している。価格は前年から据え置きで、11月15、16日の練習日が各スタンド共通で50パタカ(約680円)、17、18日の決勝日はスタンドにより価格が異なり、350〜900パタカ(約4780〜1万2300円)となる。1日あたりの総客席数はおよそ1万4000席とのこと。