セガサミークリエイションの新型カジノマシンがマカオの大型IRで稼働…現地で最も人気の「バカラ」がテーマ
- 2018/6/19 16:56
- カジノ・IR
セガサミーグループのカジノ機器メーカー、セガサミークリエイションは6月19日、同社製新型電子カジノマシン「BACCARAT MAXIMUM FORTUNE」がマカオ・コタイ地区の大型IR(統合型リゾート)「MGMコタイ」のカジノフロアで稼働を開始したと発表した。
同機は、マカオのカジノで最も人気の高い、バンカー、プレーヤーの勝敗を予想するカードゲーム「バカラ」をモチーフにしたスタンドアローン型のETG(エレクトロニック・テーブル・ゲーム)。
筐体には32インチの大型アッパーモニタを備え、勝敗予想の鍵を握る「罫線(履歴データ)」が常時表示される。
また、勝敗予想が難しい時、BETせずにアクションボタンを押せば、瞬時にゲーム結果が確認でき、次のゲームに進むことができる「ゲームスキップ機能」を搭載。プレーヤーのタイミングでBETできるのが特徴となる。
バカラの魅力のひとつとなるのが「スクイーズ(絞り)」だが、なかなかテーブルでは挑戦する機会が訪れないものだ。同機には本物さながらのリアルな絞りの演出が組み込まれており、BETしたゲームでは、毎ゲームで「絞る」ことができるとのこと。
設置先となるMGMコタイはマカオのカジノ運営ライセンスを保有する6陣営の一角、MGMチャイナホールディングスが運営する大型IR施設で、今年(2018年)2月にオープンしたばかり。約1400室のホテル客室、コンベンション施設、カジノ、多目的シアター、スパ、ショッピングエリア、レストラン等を併設し、宝石箱をイメージした特徴的な外観がコタイ地区の新たなアイコンとして注目を集めている。
セガサミークリエイション社製のカジノマシンは2015年以降マカオの複数の大型IRのカジノフロアで稼働しており、設置先が拡大する中、市場における同社及び同社製品の知名度や存在感も高まっている。