マカオ航空、夏休みシーズンの臨時増便183往復分の認可獲得…日本は大阪へ17往復

マカオ特別行政区民航局(AACM)は6月28日、マカオからの航空機による外遊需要が高まる夏休みシーズンに当たる今年7月、8月にマカオ国際空港を発着する183往復分の臨時増便の運航申請を認可したと発表。前年の同じ時期との比較で28.9%増となる。

申請したのはマカオ国際空港を拠点とするマカオ航空1社で、路線別の内訳は台湾の台北と高雄にそれぞれ71往復と62往復、ベトナムのダナンに33往復、日本の大阪に17往復。

マカオ航空はマカオのフラッグシップキャリア的存在で、中国4大航空会社の一角にあたるエアチャイナ(中国国際航空)が7割弱、マカオ特別行政区政府が2割強の株を保有する。2017年末時点の路線数は26。マカオと日本(成田、関西、福岡)を結ぶ直行便を自社運航する唯一の航空会社としても知られる。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

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