マカオの名物スイーツ「エッグタルト」業界に日本人パティシエが参入…グランドリスボアホテル
- 2018/7/20 12:16
- ツーリズム
マカオの名物スイーツとして知られるエッグタルト。市内の多くのレストラン、カフェ、ケーキショップ、土産店などで取り扱いがあり、競争も激しい。そんなマカオのエッグタルト業界に日本人パティシエが参入したという。
マカオ半島の中心部に建つカジノ付き大型リゾートホテル「グランドリスボア」は7月19日、同ホテルでエグゼクティブ・パティスリー・シェフを務める村中徳仁氏が独自開発したエッグタルト「カルテット」を新発売したと発表した。
村中氏は日本やフランス等で十数年に及ぶ経験を積み、巧みな技術と豊富な創作アイデアで国内外で高い評価を獲得する注目の若手パティシエのひとり。昨年(2017年)夏にグランドリスボアで着任後、精力的に新商品の開発に取り組み、ケーキショップの商品ラインナップを賑わせてきた。
カルテットは、その名が示す通り、具の部分を4つのフレーバーで展開するシリーズ。見た目はオーセンティックなエッグタルトながら香り豊かなバニラ風味の「プレミアムバニラ」をはじめ、和のテイストが効いた「宇治抹茶」、日本の夏を象徴する爽やかな「柚子」、味覚を呼び起こす「塩カラメル」が揃い、いずれもサクサクのパイ生地と具材が口の中で溶け合う絶妙の食感を楽しめるという。
価格は1個あたり12〜15パタカ(日本円換算:約170〜210円)で、ホテル内のラウンド・ザ・クロック・コーヒーショップで毎日午前11から午後8時までその日に焼き上げたものを数量限定で販売する。
ちなみに、同店にはエッグタルトのほかにも、マカオの新たな名物スイーツとして人気上昇中のセラデューラなど、村中氏が新たに開発した各種スイーツメニューもラインナップしている。