マカオの18年1〜7月累計カジノ税収18.1%増の8480億円…歳入の82.7%占める=年度予算執行率は75.0%に
- 2018/8/17 14:31
- カジノ・IR
マカオ政府財政局が8月16日付で公表した最新の財政収支データによれば、今年(2018年)1〜7月累計の歳入は前年の同じ時期から16.4%増の748億0070万パタカ(日本円換算:約1兆0256億円)で、年度(1〜12月)予算執行率は71.0%となった。
このうち、ゲーミング(カジノ)税収は18.1%増の618億3460万パタカ(約8480億円)で、年度予算執行率は75.0%。歳入に占めるゲーミング税の割合は82.7%。
マカオにおけるゲーミング税の税率は、カジノの場合で売上のおよそ40%に設定されている。マカオの月次カジノ売上は2014年6月から2016年7月まで26ヶ月連続で前年割れとなったが、以降、今年7月まで24ヶ月連続で対前年プラスを維持している。
歳出は7.4%増の426億2510万パタカ(約5845億円)で、年度予算執行率は43.3%にとどまった。投資計画分が対前年で増加となっているが、経常性費用に限ると17.6%の減少。
財政収支は31.0%増の321億7570万パタカ(約4412億円)で、年度予算執行率は464.8%に達している。