第65回マカオグランプリ開幕間近…市街地中心部でレーシングカー展示イベント始まる
- 2018/11/11 11:47
- ツーリズム
マカオに年に一度のグランプリシーズン到来。今年(2018年)の第65回サンシティグループマカオグランプリのレース開催日程は11月15日から18日の4日間となる。今大会には多くの日本人選手を含む159人のドライバーが参戦を予定している。
グランプリの舞台は公道を転用したギア・サーキット(全長6.2km)となるが、すでに路面の補修、ガードレールやスタンドの設置といった準備もほぼ完了しており、本番を待つばかりだ。
マカオグランプリ組織委員会(CGPM)では、レース本番を間近に控えた11月10日午後3時から、マカオ半島の市街地中心部にある塔石広場でレーシングカーの展示イベントを開催している。市民や観光客がマカオグランプリに対して親近感を得られるようにと数年前から始まったイベントで、今回は「SJMマカオGTカップ – FIA GTワールドカップ」「サンシティグループ第52回マカオモーターサイクルグランプリ」に参戦するレーシングカー・バイクをはじめ、2016年大会のフォーミュラ3(F3)マカオグランプリで優勝したアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ選手(ポルトガル)が乗っていたマシン、さらには今大会で配置されるセーフティカー及びレスキューカーなど数十台が一堂に会する華やかな内容だ。ファミリー向けのミニゲームのブース等も用意されている。展示期間は11月11日午後5時まで、見学は無料。
目下、マカオ市街はグランプリムード一色となっている。11日朝にはギア・サーキットを舞台にしたランニングイベントが初開催され、市民ら約2000人が参加した。15日から始まる本番の模様は現地テレビ局TDMが地上波で生中継するほか、今回のイベント会場となった塔石広場ほか市内の複数の広場や公園などにグランプリの生中継映像を放映するパブリックビューイング用の大型モニタも設置される予定。観戦チケットの販売状況については、記事執筆時点で決勝日(17日及び18日)の一部席種ですでに売切となっているのが確認できた。