37回目迎えたマカオ国際マラソンに内外から約1万2000人が参加=フルマラソンはケニア勢がアベック優勝
- 2018/12/2 13:51
- ツーリズム
今年(2018年)で37回目を迎えた「ギャラクシーエンターテイメント杯マカオ国際マラソン2018」が12月2日午前に開催され、フルマラソン、ハーフマラソン、ミニマラソンの各部門に、世界50カ国・地域からおよそ1万2000人のランナーが参加した。
フルマラソン部門の優勝者とタイムは男子がケニアのエリジャ・ケンボイ選手の2時間15分18秒、女子が同じくケニアのマーシー・キバラス選手の2時間35分16秒。今年9月のシドニーマラソンでアベック優勝を飾ったケニアの2人がマカオも制したかたちとなり、それぞれ優勝賞金4万米ドル(日本円換算:約454万円)を獲得した。
マカオ国際マラソンは毎年12月第1週の日曜日に開催されている市民マラソン。1981年の第1回大会の参加者は400人だったが、近年の健康ブームに乗ってエントリー希望者数が増加傾向にあることから、近年は参加枠の増が続いている。
今大会のフルマラソンのスタート・ゴール地点は近年グルメタウンとして注目を集めるタイパヴィレッジに近いタイパ島のオリンピック・スポーツセンター・スタジアムで、タイパ島北西の海岸沿いからマカオ半島と結ぶカルヴァーリョ総督大橋(マカオ・タイパ大橋)を渡ってマカオ半島に至り、南灣湖畔、マカオタワー前、観音像前、世界遺産・媽閣廟前を通り、西灣大橋を渡って再びタイパ島に戻り、大型カジノIR(統合型リゾート)集積エリアにあたるコタイ地区、マカオジャイアントパンダパビリオンのあるコロアン島の石排灣郊野公園へ至るというマカオの新旧、都会と自然の対比も楽しめる名所をめぐるコースだった。
ギャラクシーエンターテイメントによる冠スポンサーは15年連続。同社はマカオ半島でスターワールドホテル、コタイ地区でギャラクシーマカオなどのIR施設を運営する。