マカオのカジノ企業従業員数約6万人…マカオ人比率は全体の93.6%も高級管理職に限ると76.8%
- 2018/12/7 10:56
- カジノ・IR
マカオ特別行政区人材発展委員会がマカオ理工学院の研究チームに委託した「マカオにおける将来的なゲーミング(カジノ)業界の人材需給調査研究」の初稿の内容が12月6日に明らかになった。
目下、マカオ政府とコンセッション(経営権契約)を結ぶゲーミング企業の従業員数は6万0424人で、このうち93.4%がマカオ人。また、マカオ人の割合は高級管理職で76.8%、中間管理職で97.4%、非管理職で91.7%だったとのこと。
これらデータについて、マカオ特別行政区人材発展委員会が12月6日開催した会議の中で、中間管理職のマカオ人比率は理想的だが、高級管理職についてはまだ地元人材の進出余地があり、ゲーミング企業には従業員に対する職業訓練の場を提供する需要があるほか、社会として地元の若者らにより多くのチャレンジを促す必要があるといった意見が出された。