第3回マカオ国際映画祭閉幕…奥山大史監督作品『僕はイエス様が嫌い』がスペシャル・メンション賞
- 2018/12/15 10:24
- ツーリズム
マカオ文化センターを中心にマカオ市内複数会場で7日間にわたって開催された第3回マカオ国際映画祭・アワードが12月14日に開幕した。
コンペティション部門の結果が14日夜に発表され、日本から唯一のノミネート作品となった奥山大史監督(22)の『僕はイエス様が嫌い(英題:Jesus)』(2019年公開予定)がスペシャル・メンション賞を受賞した。
マカオ国際映画祭コンペティション部門における日本人監督作品の受賞は初めてのこと。
同作品については、今秋スペインで開催された第66回サン・セバスチャン国際映画祭で奥山監督が史上最年少で最優秀新人監督賞を獲得しており、マカオでも注目度も高かった。
12日午後5時からはマカオ文化センターでパブリック・スクリーニングが行われ、奥山監督と主演の佐藤結良さん(12)がレッドカーペットと舞台挨拶に登場。佐藤結良さんは今回が初主演、そして初の国際映画祭への参加だったとのこと。はにかみながらも堂々した振る舞いで、映画鑑賞に訪れた同世代の現地の学生と記念撮影に笑顔で応じるなど、映画祭を楽しんでいる様子が伺えた。