香港国際空港の2018年通期の旅客数7470万人…対前年2.5%増、最多記録更新

香港空港管理局は1月13日、香港国際空港の昨年(2018年)通期及び12月単月の運営実績を発表。

昨年通期の旅客数は人口のおよそ10倍にあたる延べ7470万人(対前年2.5%増)、発着回数は延べ42万7725回(1.7%増)、貨物取扱量は510万トン(1.5%増)に上り、いずれも最多記録を更新した。

昨年12月の単月では旅客数が延べ653万人(1.7%増)、発着回数が延べ3万7085回(1.2%増)と伸長したが、貨物取扱量は44万8000トン(5.2%減)にとどまった。

同月については、インバウンド旅客が3%増、香港からのアウトバウンド旅客も2%増だったことが数字に反映されたとした。アウトバウンド旅客の目的地は日本、東南アジア、欧州方面が顕著な伸長だったとのこと。貨物については世界経済の先行き不透明感から輸出入貨物取扱量が7%減だったことが響いた。方面別では欧州及び東南アジア路線の下落幅が大きかったという。

香港国際空港は香港の空の主要な玄関口であるとともに、北東アジアを代表する国際ハブ空港のひとつとして知られる。

香港国際空港(資料)—本紙撮影

香港国際空港(資料)—本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ治安警察局は11月21日、他人の身分証を使用してカジノへ入場した上、賭博で獲得した得たポイ…
  2.  冬のマカオの街を美しく彩る毎年恒例のイルミネーションイベント「ライトアップマカオ2024(中国語…
  3.  マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は11月21日、今年(2024年)10月の訪マカオ外客数(…
  4.  マカオを中心にアジア、欧州で統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エ…
  5.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営する澳門輕…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  2.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  3.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年12月号
(vol.138)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun