春節商戦盛り上がるマカオ、グランドリスボアの目玉商品はミシュラン3つ星店プロデュースのギフトセット
- 2019/1/15 14:52
- ツーリズム
東洋と西洋の文化が融合するエキゾチックな街、マカオ。1月も中旬を迎え、街を彩るデコレーションがクリスマスから春節(旧正月)へと変わりつつある。今年(2019年)の春節は2月5日となっている。
マカオ及び香港では春節は三が日がパブリックホリデーとなるが、例年およそ1週間の大型連休となる中国本土からは大勢の観光客がマカオを訪れている。春節シーズンには、マカオ市民及びインバウンド旅客を対象とした様々なイベントが開催され、街全体が華やかなムードに包まれる。
マカオでは春節商戦も盛んだ。ギフトやレストランの新年会プランの案内が店頭を賑わせている。中でも、リゾートホテルの間では豪華かつ趣向を凝らした商品開発合戦が繰り広げられている。
マカオ半島の中心部に位置する大型リゾートホテル「グランドリスボアマカオ」は1月14日、春節ギフト、新年会プラン、イベントの内容を発表した。
ギフトセットの目玉は、同ホテル内にあるミシュランガイド香港マカオ最新版で3つ星を獲得した中国料理店「エイト」の謝錦松総料理率いるチームがプロデュースしたという豪華な春節ギフトセット「デラックスハンパー」(写真参照)。香港の著名海鮮珍味店として知られる安記とコラボしたアワビ、フィッシュマウ(魚の浮き袋)、なまこのパック、特製XO醤などが豪華な専用ボックスに入る。値段は3600マカオパタカ(日本円換算:約4万8500円)。
エイト特製の年糕と呼ばれる春節シーズン用の中国スイーツも数量限定で3種類用意され、各380マカオパタカ(約5100円)。ギフトセット及び年糕は現金またはクレジットカード決済で購入すると2割引になるという。
新年会プランは、春節をテーマにしたメニュー12品のコースを用意し、値段は1テーブル(12人)あたり8988マカオパタカ(約12万1000円)で、6人以上から予約を受け付けるとのこと。新年会メニューの価格には別途サービス料10%が付加される。
このほか、ホテルメインエントランスでは春節三が日(2月5〜7日)に「財神」がグリーティングに登場。中国伝統の飴細工師によるパフォーマンスも行われるとし、小さな子供も含めて新年ムードを楽しめるイベントになるとした。イベントはいずれも参加、見学無料。