マカオで華やかな春節祝賀パレード開催…鳥取県のしゃんしゃん傘踊りチーム「桜道里」が参加
- 2019/2/8 9:58
- ツーリズム
春節(旧正月)シーズンはマカオを含む中華圏で大型連休となっていることから、中国本土、香港、台湾などから数多くの観光客がマカオを訪れることで知られる。今年の春節は2月5日。
春節3日目となる2月7日夜、電飾などを使って派手に装飾された18台の山車と日本を含む世界各地から32チーム、800人のパフォーマーが参加する春節祝賀パレード「Parade for Celebration of the Year of the Pig」が開催された。
春節祝賀パレードはマカオ政府旅遊局(MGTO)が例年この時期に開催する市民及び観光客に向けた目玉イベントのひとつで、マカオ半島新口岸地区のマカオ科学館前を出発し、国際色豊かなパフォーマーが山車とともに沿岸部を経由してマカオタワー前の西灣湖広場まで練り歩き、パレード一行がゴールへ到着した後、花火大会でフィナーレを迎えるという華やかなもの。沿道には大勢の市民や観光客が詰めかけ、地元放送局でも生中継されたほか、後日香港のテレビ局の番組でもダイジェスト版が放送される予定。
今回のパレードに日本代表として参加したのが、鳥取県のしゃんしゃん傘踊りチーム「桜道里(オードリー)」。パレード前日の2月6日には、マカオのシンボル的存在の世界遺産・聖ポール天主堂跡前でもパフォーマンスを披露した。香港と鳥取県の米子の間には香港航空が就航(週3往復)しており、鳥取県ではマカオからのインバウンド誘致にも力を注いでいる。
マカオの春節パレードには、東京・高円寺阿波踊りや山形・尾花沢花笠踊りなど、毎年日本チームが参加しており、マカオで日本文化を紹介する機会のひとつとなっている。