マカオ、春節GW5日目のインバウンド旅客数約21.4万人…対前年28.4%増=5日間累計26.7%増の84.3万人

今年の春節(旧正月)は2月5日。旧暦の大晦日にあたる4日から10日までの7日間がいわゆる「春節ゴールデンウィーク」とされる。

マカオ政府旅遊局(MGTO)は9日、治安警察局提供データをもとに新春4日目となる8日のインバウンド旅客数を公表。全体では前年同期から28.4%増の21万3763人(延べ、以下同)、中国本土旅客に限ると24.9%増の16万3501人に上り、いずれも5日間で2番目に多い数字だった。

4〜8日の5日間累計でみると、全体では前年同期から26.7%増の84万2574人、中国本土旅客に限ると26.0%増の61万1269人。

入境ルート別では、昨年10月に開通したばかりの港珠澳大橋のマカオ側イミグレーション経由が5日間累計で14万1253人となり、海路ルートの主な玄関口となる外港フェリーターミナルの10万2032人を大きく上回っている。

MGTOでは、春節GW7日間(2月4〜10日)のインバウンド旅客総数について、前年同時期から9〜10%増のおよそ100万人になるとする事前予測を発表していたが、好天に恵まれているほか、港珠澳大橋の開通効果などもあって、これまでのところ大幅に上振れして推移している。このペースでいけばGW6日目となる9日にも前年の累計を上回る見通し。

このほか、治安警察局発表資料によれば、春節GW5日目までの悪質タクシー検挙数は190件で、このうちぼったくりが146件、乗車拒否が27件だったとのこと。

春節ゴールデンウィークを迎え、大勢の旅客で混雑する港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設(写真:マカオ治安警察局)

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