マカオを中心にフィリピン・マニラ等で大型カジノIR（統合型リゾート）を運営するメルコ・リゾーツ＆エンターテイメント社は2月12日、同月4日に英国ロンドンで開催された第12回インターナショナルゲーミングアワード（IGA）においてベスト社会責任オペレーター賞（ランドカジノ部門）を受賞したと発表。

受賞にあたり、同社のローレンス・ホー会長兼CEOは、社にとってレスポンシブルゲーミング文化は社の核心的、そして主要な任務であり続けてきたとし、この範疇における不断の努力と貢献が十分に肯定されたことを光栄に思うとコメント。今後も継続して社内外に対するレスポンシブルゲーミングに対する意識向上に務め、より健康で持続的発展可能な社会づくりへ貢献していきたいとした。

なお、同社はマカオビジネスアワードでも2013年と2017年にベストCSR賞を受賞し、IR（統合型リゾート）運営企業として唯一の複数回受賞歴を有するとした。

レスポンシブルゲーミングとは、マカオにおいては政府及び運営事業者等によるギャンブル依存対策をはじめとする社会コストへの対応を意味する。

IGA受賞式に臨むメルコ・リゾーツ＆エンターテイメントの高橋明子エグゼクティブヴァイスプレジデント兼人事・CSRチーフオフィサー（写真：Melco Resorts & Entertainment Limited）