マカオ特別行政区の崔世安行政長官がポルトガル訪問へ…友好関係及び各方面での協力強化図る
- 2019/4/16 11:04
- 社会・政治
マカオ特別行政区政府広報官事務所は4月15日、今年(2019年)5月11日から19日にかけて、崔世安(フェルナンド・チュイ)行政長官が率いるマカオ代表団がポルトガルの首都リスボンと第二の都市ポルトを訪問すると発表した。
今回の訪問はポルトガル共和国からの招待を受けてのものとのこと。
崔行政長官はリスボン滞在中にポルトガルのマルセロ・レベロ・デ・ソウザ大統領及びアントニオ・コスタ首相との会談に臨み、マカオとポルトガルの友好関係の発展及び協力強化に関する意見交換を行う。また、サントス・シルバ外相とともにマカオ・ポルトガル合同委員会第6回会合の共同議長を務め、様々な分野での協力の深化を図る。
このほか、今年はマカオ特別行政区政府成立20周年(マカオ返還20周年)にあたることから、マカオ特別行政区政府がリスボンで記念写真展及びカクテルレセプションを主催し、関係者らを招いてマカオの発展と変化について語らう機会にしたいとした。ポルトガル留学中のマカオ出身学生との交流座談会への出席も予定している。
その後、ポルトへ移動し、市内視察及び友好協力枠組み覚書調印式と市の鍵の授与式に出席する予定とのこと。
マカオ・ポルトガル合同委員会は中華人民共和国マカオ特別行政区とポルトガル共和国の協力協定プログラムをベースに、双方の多方面にわたる協力強化を目的として組織されたもの。第5回会合は2018年にマカオで開催され、シルバ外相がマカオを訪れ、崔行政長官とともに共同議長を務めた。第4回は崔行政長官がポルトガルを訪れた2016年に開催された。