マカオ、風疹感染者が今年計20人に…新たに公務員の男性1人=患者集中のカジノ施設では妊娠中の女性従業員に抗体検査実施

マカオ政府衛生局(SSM)は4月16日夜、同日、風疹(三日ばしか)感染者を新たに1名確認したと発表。風疹患者の確認は2日ぶり。

マカオにおける風疹感染者数について、昨年は1人のみだったが、今年はすでに20人に達しており、SSMが医療従事者や市民、特に麻疹、おたふく風邪、風疹のMMR(新三種混合ワクチン)未接種の妊婦へ予防策を講じるよう呼びかけている。

16日に確認された患者は44歳の公務員の男性。中国本土の生まれで、幼少期に予防接種を受けていたかどうかは不明という。患者は潜伏期間中に中国広東省珠海市を複数回訪れていたと話しているとした。

目下、SSMがこれまでに感染が確認された患者の接触者に対する健康追跡調査を進めているほか、勤務先に対して消毒の強化、同僚への健康状況のモニタリング、ワクチン接種歴のない妊娠中の女性への適切な対応を指導したとのこと。

4月に入って以降に確認された患者のうち、およそ半数がコタイ地区にあるIR(大型統合型リゾート)「シティ・オブ・ドリームズ」とマカオ半島新口岸地区にあるカジノ付きリゾートホテル「スターワールド」の従業員だった。SSMでは、18日にシティ・オブ・ドリームズへ看護師を派遣し、妊娠中の同施設従業員への抗体検査を実施予定。4月12日と15日にかけてスターワールドで実施した妊娠中の従業員への抗体検査では、17人中13人に免疫があることが確認されたという。

マカオは面積約30平方キロ、人口約66万人(海外労働者約18万人含む)の小さな都市だが、昨年の訪マカオ外客数は年間3580万人超に達しており、人口密度が極めて高く、人の出入りも多い。

マカオ政府衛生局(写真:GCS)

マカオ政府衛生局(写真:GCS)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ司法警察局は4月1日、”アイス”と呼ばれる覚醒剤の密売に絡み、マカオで内装工として就労する…
  2.  マカオ司法警察局は3月29日、中国人(中国本土居民)で構成される偽造ゲーミング(カジノ)チップ犯…
  3.  マカオとスペインのマドリードを結ぶエチオピア航空による国際貨物定期便が4月3日に就航。同日、マカ…
  4.  マカオ政府金融管理局は4月3日、今年(2025年)2月の貨幣・金融統計を公表。内容のサマリーは下…
  5.  マカオ・コロアン島の北部・聯生海濱路で4月1日、地元の60代の女性が野犬に咬まれる事故が発生。 …

ピックアップ記事

  1.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  2.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  3.  仏ミシュラン社は3月13日、香港・マカオでも高い知名度と信頼性を誇る人気グルメガイド「ミシュラン…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」の新線「横琴線(…

注目記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2025年4月号
(vol.142)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun