12年小売業販売額22%伸びる
- 2013/2/23 8:34
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は22日、2012年第4季小売業販売額が前年同期比14%増の143.2億パタカ、通年では22%増の528.5億パタカだったと発表。小売業は好調を維持している。
2012年第4季の小売業販売額143.2億パタカの内訳は、時計・ジュエリーが全体の28%を占める40.8億パタカ、百貨店商品15%、皮革製品11%、成人衣料10%、自動車7%。
2012年第4季の小売販売額は前期比15%上昇。明確な伸びを示した商品群として、靴類36%、成人衣料33%、化粧品28%のそれぞれ増。一方、自動車燃料、薬局商品の売上はそれぞれ5%、3%下落。2012年通年の販売売上は前年比22%増となる528.5億パタカ。
小売業者に対する聞き取り調査の結果では、商品販売数量について69%が前期と比べ安定もしくは増加、31%が減少と回答。価格については小売業者の 63%が変わらず、31%が上がった、6%が下がったとした。なお、前年同期との比較で約74%の小売業者が在庫水準は標準レベルにあったとし、6%が在庫不足との認識。
2013年第1季への展望については、商品販売数量で78%が前期と比較して増加または安定を維持するとし、減少と回答したのは22%。価格は上昇との予想が24%、下落としたのが5%。小売業者の間では継続して好調を維持できるとの楽観視する見方が広がっている。