マカオの市街地中心部でモンゴル人のスリ2人組逮捕…労働節ホリデーの警戒強化中
- 2019/5/4 17:09
- 社会・政治
近日、多客期となる労働節ホリデー中とあって、マカオの観光名所周辺はいつもに増して多くの観光客や市民で賑わっており、マカオ治安警察局がスリに対する警戒を強化して臨んでいるという。
5月1日、警察官がマカオ半島の市街地中心部で通行人の所持品を狙うような不審な行動をしていた2人組の男を発見し、様子を伺っていたところ、このうち1人が女性の後を追い始めたという。
女性がショップに入った際、男が女性のバックパックに手を伸ばし、ジッパーを開けて財布を抜き取り、急ぎ足でその場を離れようとしたため、警察官がすぐ2人組の行方を阻み、所持品検査を実施。
直前に盗んだばかりの財布のほか、もう1人の男も盗んだものとみられるスマートフォン1台を所持しており、遺失物として届け出がなされていたものと一致したとのこと。
警察によれば、男2人はいずれもモンゴル出身で、窃盗容疑で逮捕で逮捕し、速やかに送検する方針とした。なお、財布とスマートフォンは無事に持ち主の元に戻されたという。