アートマカオ「日本パビリオン」開幕…3ヶ月間にわたり日本の文化・芸術を紹介
- 2019/6/18 21:14
- 澳日関係
マカオでは今月6月から10月にかけて「アートマカオ(藝文薈澳)」と題した大規模文化芸術フェスティバルが初開催されている。
アートマカオはマカオ政府文化局(ICM)と旅遊局が主催し、カジノIR(統合型リゾート)運営事業者6社が協賛、参加。「街全体が美術館」をコンセプトに、マカオ各所に点在する44の会場で、マカオ政府、マカオのカジノIR運営企業、世界各国の在香港領事館によるエキジビション、アートセミナー、ワークショップなど40のプログラムがラインナップする。
在香港日本国領事館もマカオ半島の塔石廣場に面した「塔石ギャラリー」を丸ごと使った日本パビリオン(日本文化藝術廊)」を出展。きょう(6月18日)午後、同会場でオープニングセレモニーが開催された。日本パビリオンの出展期間は9月22日まで。およそ3ヶ月間にわたり、日本の文化と芸術をテーマにした展示が行われる。オープン時間は午前10時から午後9時まで、入場料は無料となっている。
日本パビリオンには凸版印刷(香港)が共催パートナーとして協力しており、凸版印刷による日本の文化やパフォーミングアーツをテーマにし日本の近現代アーティストがデザインしたグラフィックポスター作品や同社がスポンサーする4Kディスプレイを使った土佐尚子さんの革新的な作品『スペース-フラワー』などが常設展示される。
このほか、期間中に日本アーティストの作品を中心とした様々な企画展、日本の地方自治体によるアートや文化を紹介するポップアップイベントも複数を開催予定という。直近のポップアップイベントについては、6月20日午後6時30分から午後8時まで鹿児島県による「鹿児島本格焼酎試飲会@マカオ」が予定されている。
企画展、ポップアップイベントの最新情報は在香港日本国総領事館のフェイスブック公式ページ「JAPANinHK」及び同館公式サイト内特設ページにて発表されるとのこと。