中国がマカオで国債発行…返還20周年で初=20億人民元

中華人民共和国財政部とマカオ特別行政区政府はきょう(6月25日)、中国中央政府が今年(2019年)7月4日にマカオで20億人民元(日本円換算:約311億円)の国債を発行すると発表。

マカオ特別行政区政府報道官事務所は25日に発出したプレスリリースの中で歓迎を表明。中央政府がマカオの中国復帰(マカオ返還)20周年にあたる今年、初めてマカオで20億人民元の国債を発行することは、マカオの金融市場の発展において画期的な出来事で、中央政府がマカオの特色ある金融業の一層の発展と経済多元化の促進を支援する重要な施策であり、マカオの現地債券市場のインフラ構築を加速させ、その将来の発展のためのより強固な基盤が築かれることになるとした。

今回発行される国債は機関投資家だけでなく、マカオ居民(マカオ居留権保有者)の個人向け販売も実施予定とのこと。

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

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