マカオで今年9人目の輸入性デング熱感染者確認…患者はタイ渡航歴ある44歳マカオ人男性

マカオ政府衛生局(SSM)は7月15日夜、マカオ域内で今年(2019年)9人目となる輸入性デング熱感染者を確認したと発表。

SSMによれば、患者はマカオ半島北部の筷子基(ファイチーケイ)地区に居住し、コタイ地区に勤務するマカオ人男性(44)。患者は7月3日から7日にかけて妻と子供2人とともにタイのパタヤとバンコクへ渡航しており、マカオに戻った後の10日に発熱、関節痛、筋肉痛等の症状が出たことから、同日私立総合病院の鏡湖醫院を受診。その後14日になって腕と胸部に発疹が現れ、再度同院を訪れてデング熱検査のための採血を行い、15日にSSM公衆衛生研究所による検査結果が明らかとなり、デング熱I型に感染していることが確認された。SSMは患者の渡航歴、症状などを踏まえ、輸入性デング熱であると判断を下した。患者の妻についても13日から発熱、筋肉痛、関節痛の症状が出ており、現在デング熱検査の結果を待っているところとした。SSMでは、速やかに患者の住居周辺で蚊の駆除を実施する予定とした。

なお、今年マカオで確認された輸入性デング熱感染者の渡航先別では、マレーシア(2人)、フィリピン(1人)、シンガポール(1人)がデング熱「Ⅱ型」、カンボジア(4人)とタイ(1人)が「Ⅰ型」だった。

マカオは面積約32平方キロ、人口約67万人(海外労働者約18万人含む)の小さな都市だが、訪マカオ外客数は年間3580万人超に達しており、人口密度が極めて高く、人の出入りも多い。

マカオの街頭に掲出されているデング熱への注意を呼びかけるサイネージ(資料)-本紙撮影

マカオの街頭に掲出されているデング熱への注意を呼びかけるサイネージ(資料)-本紙撮影

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