マカオ金融管理局、政策金利を2.50%に引き下げ…2015年12月から続く利上げサイクル中断
- 2019/8/1 10:31
- 産業・経済
マカオ金融管理局は8月1日、政策金利に当たる基準金利を25ベーシスポイント引き下げ、2.50%としたことを発表した。2015年12月から続く利上げサイクルが中断したことになる。2.50%は直近では2018年9月27日から同年12月20日までと同水準。
今回の利下げは米国連邦準備理事会(FRB)が米国時間の7月31日に利下げを決めたことを受けてのもの。香港ドルは米ドルとベッグ制(固定相場制)を採用しており、香港金融管理局が香港時間の1日朝に基準金利を25ベーシスポイント引き下げることを発表。マカオ金融管理局では、マカオパタカは香港ドルとのペッグ制を採用していることから、両地の政策金利が一致することが必須であるとして、香港に追随したと説明している。