11日付マカオ特別行政区「特区公報」で、第5回マカオ立法会選挙の投票日が9月15日と発表された。同時に、各候補者による選挙活動費の上限金額も設定されている。いよいよ、本格的な選挙シーズンがスタートする。

マカオ立法会はマカオ特別行政区の立法府にあたり、民選議員、間接選挙議員、行政長官任命議員から成る。議員の任期は4年。

マカオ立法会選挙では候補者各陣営による選挙活動費の上限が定められており、今回の第5回立法会選挙では564.4万パタカ（日本円換算約5,500万円）となっている。本来、選挙活動費の上限額はマカオ特別行政区政府の年間総収入の0.02%以下と定められており、約2,000万パタカに達するが、前回選挙における最高額が約400万パタカだったことや、資金力豊かな候補者が有利との批判を避けるため、564.4万パタカに設定されたという。

立法会で2013年度施政報告を行う崔世安行政長官（2012年11月13日） (c) GCE 行政長官辦公室