マカオ金融管理局、政策金利を2.0%に引き下げ…8月と9月に続く今年3度目の利下げ
- 2019/10/31 9:44
- 産業・経済
マカオ金融管理局は10月31日、政策金利に当たる基準金利を25ベーシスポイント引き下げ、2.0%としたことを発表した。今年に入って以降の利下げは8月1日、9月19日に続く3度目。2.0%は直近では2018年3月22日から同年6月13日までと同水準。
今回の利下げは米国連邦準備理事会(FRB)が米国時間10月30日(マカオ時間31日)に利下げを決めたことを受けてのもの。香港ドルは米ドルとベッグ制(固定相場制)を採用しており、香港金融管理局が香港時間の31日朝に基準金利を25ベーシスポイント引き下げることを発表。マカオ金融管理局では、マカオパタカは香港ドルとのペッグ制を採用していることから、両地の政策金利が一致することが必須であるとして、香港に追随したと説明している。