マカオ警察、公道での違法レースに対する取り締まり実施…改造車5台摘発
- 2019/11/4 15:28
- 社会・政治
マカオでは、年に一度のモータースポーツの祭典、マカオグランプリを2週間後に控え、お祭りムードが盛り上がりつつある。
マカオグランプリといえば、普段は一般車両が往来する市街地の公道をサーキットに転用することでも知られ、すでにガードレールや観客席などの設営も佳境を迎えている。当然ながら、マカオでも一般車両の違反改造や公道での暴走行為は固く禁じられている。
マカオ治安警察局は11月4日、マカオのタイパ島及びコロアン島で公道で違法なレースを行っている者がいるとの通報を受け、取り締まりを実施したと発表。同月3日未明、両エリアで参加車両とみられる5台の改造車を検挙したとのこと。現在、当該改造車を同局交通事務廳に移送し、詳しい調べを進めているとした。
なお、マカオグランプリのサーキットとして転用されるのはマカオ半島の一部の公道で、今回取り締まりが実施された場所ではない。ただし、今回取り締まり場所は山道にあたり、しばしば暴走行為が確認されている。