第66回マカオGP開幕間近、公道レースのため交通規制に注意…路線バス46路線やリゾートホテルのシャトルバスなど影響
- 2019/11/7 9:57
- ツーリズム
マカオで年に一度開催されるモータースポーツの祭典、マカオグランプリの開幕が間近に迫っている。今年(2019年)の「サンシティグループ第66回マカオグランプリ」の開催期間は11月14日から17日までの4日間。
マカオグランプリはマカオ半島に市街地中心部にある公道の一部を使用した「ギア・サーキット」(全長約6.2キロメートル)が舞台となることから、開催期間中は午前3時から当日のレース終了後しばらくまでサーキットに転用された道路が通行止めとなるほか、サーキット周辺で通行止めや一方通行の方向調整といった交通規制が実施され、多くの路線バスとリゾートホテルのシャトルバスのルート、乗降場所が大幅変更となる。
マカオグランプリ組織委員会が11月6日に開いた記者会見で明らかにした内容によれば、迂回ルートへの変更、運行区間の短縮、バス停位置の移転の対象となる路線バスの路線数は全体のおよそ半数にあたる46路線に及ぶとのこと。
例年、グランプリ開催期間中のサーキット周辺は交通渋滞も激しさを増すため、市民や観光客の市内の移動に大きな影響が出ており、交通事務局では、迂回ルートの情報収集と早めの出発を心がけるよう注意を呼びかけている。混雑が予想されるのは、マカオ半島北部と中央部、南部を結ぶ主要ルートにあたる美副將大馬路、雅廉訪大馬路、俾利喇街、士多鳥拜斯大馬路など。同局は、混雑をできるだけ少なくするため、自家用車ではなく、徒歩や公共交通機関の利用を促している。
なお、香港や広東省各地との間を結ぶ高速船が発着するマカオの主要な海の玄関口、外港フェリーターミナルの正面にはグランプリのメインスタンドがやパドックが設営されるため、路線バスやリゾートホテルのシャトルバスが発着するバスターミナル機能が近隣の複数の場所に移る。事前に交通事務局やリゾートホテルのホームページ、現地の案内板などで確認しておきたい。