第19回マカオフードフェスティバル開幕…北海道から21店が出展する特設コーナーも=毎年恒例の大型屋台村イベント
- 2019/11/9 10:19
- ツーリズム
毎年11月にマカオの観光名所、マカオタワー前の西灣湖広場で2週間超にわたって開催される大型屋台村イベントで、今年で19回目を迎える「マカオフードフェスティバル(中国語:澳門美食節)」が11月8日に開幕した。
マカオフードフェスティバルは地元飲食企業による中国料理、ポルトガル・マカオ料理、日本料理を含むアジア各地のメニューを味わうことができる屋台が多数並ぶほか、毎年特定の国・地域にスポットを当てたコーナーを設けることでも知られ、今年は日本の「北海道」となっている。なお、前回はシンガポール、前々回は日本だった。
ブース出展数は合計およそ160。このうち地元マカオの飲食店が118、北海道からが21となっている。
第19回マカオフードフェスティバルの会期は11月24日までの17日間。オープン時間は月曜から木曜が17時から23時、金曜から日曜が15時から24時まで。マカオは香港や中国本土でグルメの街として知られているほか、例年会期中にはマカオグランプリも開催される(11月14〜17日)こともあり、地元客だけでなく、多くの観光客を吸引するイベントとなっている。なお、入場無料だが、会場内は完全キャッシュレスとなっており、ブースで飲食物を購入する場合にはクレジットカードや交通系ICカードの「マカオパス」といった電子マネーで決済する必要となる。
マカオといえば、多様な食文化の宝庫としても多くの観光客を魅了しており、2017年11月にはユネスコ食文化創造都市に登録された。これをきっかけに、政府は2018年から独特の食文化をフックにした各種観光プロモーションを展開している。