第66回マカオグランプリ開幕間近…旧市街の塔石廣場でレーシングマシン展示イベント始まる…新規格のF3マシンに注目
- 2019/11/9 19:59
- ツーリズム
マカオに年に一度のグランプリシーズン到来。今年(2019年)の第66回サンシティグループマカオグランプリのレース開催日程は11月14日から17日までの4日間となっている。
グランプリの舞台は公道を転用したギア・サーキット(全長6.2km)。すでに路面の補修、ガードやスタンドの設置といった準備もほぼ完了しており、あとは本番を待つばかりだ。
マカオ政府体育局とマカオグランプリ組織委員会では、レース本番を間近に控えた11月9日午後3時から、マカオ半島の旧市街地にある塔石廣場でレーシングマシンの展示イベントを開催している。市民や観光客がマカオグランプリに対して親近感を得られるようにと数年前から始まったイベントで、実際にレースに参戦するフォーミュラ3(F3)、GTカー、バイクをはじめ、セーフティカー及びレスキューカーなど数十台が一堂に会する華やかな内容だ。中でも、今大会から新規格が採用され、パワーアップしたF3マシンの展示に大きな注目が集まっていた。ほかにも、マカオグランプリのサーキットを模擬走行できる体験ゲームコーナー、マカオグランプリグッズの販売コーナーなどなどが設けられている。展示期間は11月10日午後5時まで、無料で見学することができる。
14日から始まる本番の模様は現地テレビ局TDMが地上波で生中継するほか、今回のイベント会場となった塔石広場ほか市内の複数の広場や公園などにグランプリの生中継映像を放映するパブリックビューイング用の大型モニタも設置される予定。観戦チケットの販売状況については、記事執筆時点で決勝日(16日及び17日)の一部席種ですでに売切となっているが、4日間とも予約可能な状況であることが確認できた。