団体旅行客数、ホテル稼働率ともに好調持続―13年1月

マカオ政府統計調査局は14日、今年(2013年)1月の団体旅行客及びホテル客室稼働率統計を発表。同月マカオを訪れた団体ツアー客はのべ757,190人で対前年18.3%増、ホテル客室稼働率は同3.8%増の82.9%だった。新規大型ホテル開業による客室供給増や、昨年は1月に春節大型連休があったにもかかわらず、依然として高水準を持続している。

1月にマカオを訪れた団体ツアー客のべ757,190人の主な出発地別内訳は下記の通り。
 ・中国本土:562,722人 31.7%増(うち広東省:250,029人)
 ・台湾:55,473人 -8.3%増
 ・韓国:42,469人 23.4%増
 ・香港:30,763人 -27.5%減
 ・日本:12,071人 -28.0%減

昨年に引き続き韓国からの団体旅行者が大幅増となる一方、日本は28.0%減と、40.2%減となった昨年12月から減少幅が縮小する形となった。

マカオ全体で100軒のホテル(バジェットホテル含む、以下同)が今年1月末時点で提供する客室数は26,027室となり、対前年16.5%増。うち、5つ星ホテルの客室が占める割合は63.8%。

2013年1月のホテル(バジェットホテル含む)の宿泊人数はのべ832,543人で、対前年19.1%増、平均宿泊日数は1.4泊で、0.13泊の減少。ホテル(バジェットホテル含む)の客室稼働率は3.8%増の82.9%。うちホテルに限ると84.9%と平均を上回る。大型ホテルの新規オープンにより供給が増えている中、稼働率は引き続き高水準を維持している。

また、1月にホテル及びサービスアパートメントに宿泊したゲスト数は旅客総数の70.1%を占め、前年比11.0%の大幅増。

2013年頭に新棟がオープンし、マカオ最大規模の客室数となるシェラトンマカオ (c) Sheraton Macao

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