マカオでサイバーセキュリティ法が施行…対策センター稼働開始
- 2019/12/22 16:07
- 社会・政治
マカオでは、きょう(12月22日)サイバーセキュリティ法が施行となった。これに伴い、同日付でマカオ司法警察局が統括し、行政公職局及び郵電局が合同で組織するサイバーセキュリティ事故警戒・緊急対応センターが稼働を開始した。
センターは司法警察局本部ビル内に設けられた。面積は約300平米で、サイバーセキュリティ対策に関する最新のソフト及びハードを配備。24時間体制で運営にあたるという。
センターでは、重要インフラ施設運営者のネットワーク状況をリアルタイムチェックし、サイバー攻撃の予兆を発見し、運営者の早期自己防止対策を助け、事故防止につなげること。運営者のネットワーク事故報告を一元管理し、共同で対処に当あることで、自己処理の効率化と社会に与える影響を低減すること。管理・技術サポートを通じたサイバーセキュリティの改善及び再発防止対策が主な任務になるという。