春節控えマカオと珠海の税関が合同で「運び屋」による密輸取り締まり実施…4日間で45件摘発

 澳門海關(マカオ税関)は1月18日、多くの旅客がマカオと隣接する中国広東省珠海市を往来する春節ホリデーシーズンを目前に控え、同月13日から16日にかけて「2020春悦」と銘打った密輸取り締まり作戦を珠海拱北税関と合同実施したと発表。

 麻薬、武器弾薬といった禁制品はもとより、未検疫の肉類や植物、免税範囲を超えたたばこ製品といった管制下にある物品を必要な手続きをせずハンドキャリーやクロスボーダー車両を用いて越境運搬する違法行為などを対象としたもので、マカオと珠海の間にある複数のイミグレーションで手荷物検査の強化などが行われたとのこと。

 今回の取り締まりには両地の税関当局から450人の職員が動員され、違法行為45件を摘発したという。未検疫食材132キロ、未納税たばこ6280本、スマートフォン5台、ワシントン条約で規制対象となっている胡蝶蘭(土を含む)約20キロなどが含まれているとのこと。

 両地の税関当局では、春節ホリデー期間中も情報収集と連携の強化を図り、違法行為の摘発を進める方針で、他人の違法な物品を越境運搬して利益を得るようなことは絶対にしないこと、管制下にある物品を携行してマカオを出入境する際、事前に関係当局へライセンス申請をしなければならなず、物品リスト等の詳細については税関ホームページを参照するようよう呼びかけた。

 マカオのイミグレーション施設の税関検査場には、赤と緑のレーンが設定されており、申告が必要な物品を所持している場合は必ず赤のレーンを通り、輸出入に必要な書類の提示や所定の手続きを行う必要がある。

關閘イミグレーション施設の税関検査場における旅客の手荷物に対するX線検査の様子(写真:澳門海關)

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