マカオ、カジノ営業再開を機に一時休業していたホテルも次々再オープン
- 2020/2/20 18:33
- 産業・経済
新型コロナウイルスの流行を受けてインバウンド旅客数が急減しているマカオ。2月5日に防疫対策強化の一環として全カジノ施設が15日間の一時休業となって以降、IR(統合型リゾート)併設の高級リゾートホテルを含む29軒(3899室分)が一時休業に入った。
その後、2月20日午前0時からカジノ施設の営業が再開可能となり、全41施設中29施設が即営業を再開。マカオ政府旅遊局によれば、同日、一時休業中だったホテルのうち16軒(2357室分)が営業を再開したとのこと。内訳は3〜5つ星ホテルが7軒(2073室)分、2つ星以下が9軒(248室分)。
参考までに、マカオの昨年末時点のホテル総数は123軒、提供客室総数は3.83万室。
本稿執筆時点(マカオ時間2月20日午後6時20分)のマカオにおける新型コロナウイルス感染確認者数は累計10人で、内訳は7人が武漢からの旅客、3人がマカオ人。このうち武漢からの旅客6人が治癒し退院済み。2月5日以降、現在まで16日連続で新規感染確認ゼロが続いている。
【資料】2月20日から営業再開/同日時点で一時休業中のマカオの3つ星以上のホテル一覧
<営業再開>
・グランド ハーバー ホテル(3つ星)
・フォーシーズンズ ホテル マカオ(5つ星)
・ソフィテルマカオ アット ポンテ16(5つ星)
・レジェンド パレス ホテル(5つ星)
・アルティラ マカオ(5つ星)
・ロイヤル ドラゴン ホテル(3つ星)
・MGMマカオ(5つ星)
<一時休業中>
・セントレジス マカオ(5つ星)2月7日〜
・コンラッド マカオ(5つ星)2月7日〜
・ロックス ホテル(3つ星)2月9日〜
・The 13ホテル(5つ星)2月15日〜