マカオ、20年第1四半期の犯罪件数が3割減の2412件に
- 2020/5/18 12:27
- 社会・政治
マカオ保安庁は5月18日、今年第1四半期(2020年1〜3月)の犯罪統計及び法執行状況報告を公表。犯罪認知件数は前年同時期から28.3%の大幅減となる2412件にとどまった。
今年第1四半期のマカオでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行を受けて厳格な防疫措置が講じられた結果、インバウンド旅客数が大幅に減少し、ゲーミング(カジノ)業界にも甚大な影響が生じた。保安庁では、このような状況の中、第1四半期の犯罪統計におけるゲーミング関連犯罪データは代表性に欠けるとし、今回は恒例の「ゲーミング業のマカオの治安に対する影響」についての評価コメントの発表を見送るとした。