マカオの20年4月の住宅不動産市場、前月から取引数・平均平米単価ともプラス
- 2020/5/18 15:10
- 産業・経済
マカオ政府財政局(DSF)が5月18日付で公表した最新統計によれば、今年(2020年)4月の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は前月から28件増(6.7%増)となる443件だった。
また、4月の住宅不動産の実用面積あたり平均平米単価は同5.0%上昇の9万7815マカオパタカ(日本円換算:約131万円)に上った。ただし前年同月からは9.0%下落。
4月の全取引のうち、マカオ居民(マカオ居留権保有者)による初めての購入が占める割合は82.77%だった。
マカオでは今年1月下旬以降、厳格な入境制限を含む新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫対策が講じられており、経済に影響が及んでいる。