マカオの20年5月前半の住宅不動産市場、前月後半から取引数・平均平米単価ともプラスに
- 2020/6/1 16:01
- 産業・経済
マカオ政府財政局(DSF)が6月1日付で公表した最新統計によれば、今年(2020年)5月前半の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は前月後半から21件増(7.3%増)となる310件だった。
また、5月前半の住宅不動産の実用面積あたり平均平米単価は同4.3%上昇の10万1747マカオパタカ(日本円換算:約137万円)に上った。
5月前半の全取引のうち、マカオ居民(マカオ居留権保有者)による初めての購入が占める割合は84.26%だった。
マカオでは今年1月下旬以降、厳格な入境制限を含む新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫対策が講じられており、経済に影響が及んでいるが、住宅不動産市場についてはこれまでのところ比較的安定して推移している。