關閘・拱北ルート、GW期間の通関時間延長なし

マカオ特別行政区政府報道官事務所は27日、5月1日の労働節休暇期間中(中国版ゴールデンウィーク)について、關閘・拱北ルートの通関時間の延長措置を実施しないことを発表。同事務所によると、国家関連部門へ問い合わせたところ人員配置が間に合わないとの回答を得たというのが理由。これにより、通関時間は通常通り朝8時から深夜0時までとなる。

關閘・拱北ルートでは、今月4日、5日、6日の清明節連休の3日間、通関時間を朝、夜それぞれ1時間ずつ延長し、朝7時から深夜1時までとする臨時措置を実施していた。

一方、28日付地元有力紙「澳門日報」では、横琴新区管理委員会の牛敬主任が今年下半期にもマカオのコタイと直結する横琴イミグレーションで通関時間の延長を目指すと報じている。横琴イミグレーションの通関時間は現在朝9時から夜8時までだが、これを3時間延長し、朝8時から夜10時までとする案。また、将来的に横琴イミグレーションでは24時間通関化を目指すとしている。

中国本土とマカオの主要出入口「關閘(ボーダーゲート)」イミグレーション(資料)―本紙撮影

中国本土とマカオの主要出入口「關閘(ボーダーゲート)」イミグレーション(資料)―本紙撮影

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