マカオ、20年7月の総合消費者物価指数対前年0.27%上昇の102.14…上昇幅は前月から0.67ポイント縮小
- 2020/8/20 12:01
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局が8月19日に公表した資料によれば、今年(2020年)7月の総合消費者物価指数(2018年4月〜2019年3月=100)は102.14で、前年同月から0.27%上昇。上昇幅は前月(+0.94%)から0.67ポイント縮小した。4ヶ月連続の縮小。
前年同月比での主な上昇要因として、外食費、外来医療サービス、理髪・美容の上昇、さらには住宅賃料と豚肉小売価格の値上がりが挙げられる。分類別では、医療(+5.49%)、教育(+5.17%)の指数が顕著な上昇だった一方、通信(-11.39%)とレジャー・文化(-10.65%)は大きく下落した。
今年7月までの直近12ヶ月の総合消費者物価平均指数は、前の12ヶ月から2.19%上昇。分類別では、教育(+5.22%)、食品・ノンアルコール飲料(+4.82%)、医療(+4.60%)の指数上昇が目立った。
今年1〜7月の総合消費者物価平均指数は前年同時期から1.81%上昇。