マカオ、20年8月の総合消費者物価指数対前年0.03%上昇の102.21…上昇幅は2009年11月以来最低
- 2020/9/18 14:03
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局が9月18日に公表した資料によれば、今年(2020年)8月の総合消費者物価指数(2018年4月〜2019年3月=100)は102.21で、前年同月から0.03%上昇。
上昇幅は2009年11月以来の最低で、前月(+0.27%)から0.24ポイント縮小。また、5ヶ月連続の縮小となった。
前年同月比での主な上昇要因として、豚肉価格、外食費、住居家賃、外来医療サービス費用の上昇が挙げられる。分類別では、教育(+5.15%)と医療(+3.72%)の指数が顕著な上昇だった一方、レジャー・文化(-12.10%)と通信(-11.28%)は大きく下落した。
今年8月までの直近12ヶ月の総合消費者物価平均指数は、前の12ヶ月から1.96%上昇。分類別では、教育(+5.17%)、食品・ノンアルコール飲料(+4.73%)、医療(+4.58%)の指数上昇が目立った。
今年1〜8月の総合消費者物価平均指数は前年同時期から1.59%上昇。