マカオ政府統計調査局は11月17日、今年第3四半期（2020年7〜9月）の不動産交易統計を公表。

　今年第3四半期に締結された不動産売買契約数は今年第2四半期から52.1%増の3671件、対象となる不動産は3815単位。また、今年第3四半期に締結された不動産ローン新規契約数は同66.3%増の3434件、対象となる不動産は4914単位に上った。

　マカオでは今年1月下旬以降、厳格な入境制限を含む新型コロナウイルス感染症（COVID-19）防疫対策が講じられており、経済に影響が及んでいるが、不動産市場についてはこれまでのところ比較的安定して推移している。

住宅が密集するマカオ半島の町並み（資料）＝2020年7月本紙撮影