香港、2/20の新型コロナ新規感染確認数15人…2日連続2桁台も市中感染は前日から2人減
- 2021/2/20 17:23
- 香港・大湾区
人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いている。
香港政府の発表によれば、2月20日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は前日から2人増の15人だった。2日連続で2桁台。内訳については、市中感染が2人減の10人、輸入性が4人増の5人。市中感染のうち感染経路不明は4人減の4人で、3日連続1桁台を維持した。
過去14日間累計では、新規感染確認が244人で、その8割超を占める市中感染のうち感染経路不明は75人とのこと。
ここまでの香港における累計感染確認数は1万0849人、退院者数は1万0329人、死者数は197人。
依然として市内各所で感染連鎖が続いているが、最近の感染確認者数は増減を繰り返しながらも第4波下では低位にある。香港当局は、感染者が複数出現したビル(マンション)の住民に対する強制検査、感染確認者の集中する特定区域を対象とした局地ロックダウン、飲食店の同卓人数や営業時間を制限したり特定業種の営業を禁止するソーシャルディスタンス措置、公共エリアにおけるマスク着用義務化などの施策を講じて対応してきた。ソーシャルディスタンス措置については、18日から一部緩和された。