香港、4/13の新型コロナ市中感染確認は3人…4日ぶりに感染経路不明事案出現
- 2021/4/13 20:15
- 香港・大湾区
人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いている。
香港政府の発表によれば、4月13日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は前日から横ばいの13人とのこと。内訳は輸入性(海外からの入境者)が10人、市中感染が3人。市中感染の3人は親戚で、最初に発症した1人の感染経路が不明だった。感染経路不明事案の出現は4日ぶりのこと。
感染経路不明の患者は55歳の女性で、近日感染確認者が相次いでいる屯門地区のショッピングモールを訪れていたほか、清明節に合わせて親戚ら8人と墓参りに出かけていたとのこと。
輸入性の10人の中には日本からの入境者も含まれていた。
香港におけるここまでの累計感染確認数は1万1608人、退院者数は1万1227人、死者数は207人。
香港では4月6日までが清明節・イースター連休だった。第4波下、流行状況が落ち着いた状況でホリデーシーズンを迎えた後にリバウンドが繰り返し発生している。4日ぶりに感染経路不明事案が出現したことで、一旦は終息に向かうとみられた第4波の先行きは不透明なものになったといえる。