マカオの2021年6月前半の住宅不動産市場、前月後半から取引数減も平均平米単価は上昇
- 2021/7/2 14:58
- 産業・経済
マカオ政府財政局(DSF)が7月1日に公表した最新統計によれば、今年(2021年)6月前半の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は前月から48件減となる342件だった。
一方、6月後半の住宅不動産の実用面積あたり平均平米単価については1.8%上昇の10万1922マカオパタカ(日本円換算:約142万円)に。
マカオでは昨年1月下旬以降、厳格な入境制限を含む新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫対策が講じられており、経済に影響が及んでいるが、住宅不動産市場についてはこれまでのところ比較的安定して推移している。