団体旅行客数、ホテル稼働率とも好調―13年4月
- 2013/6/14 15:26
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は14日、今年(2013年)4月の団体旅行客及びホテル客室稼働率統計を発表。同月マカオを訪れた団体ツアー客はのべ766,971人で対前年10.2%増、ホテル客室稼働率は同1.5%減の80.5%だった。今年1〜4月の団体旅行客数は前年同期比11.4%増の3,064,304人。
4月にマカオを訪れた団体ツアー客のべ766,971人の主な出発地別内訳は下記の通り。
・中国本土:582,998人 18.7%増(うち広東省:209,307人)
・台湾:49,485人 8.0%減
・韓国:35,301人 51.9%増
・香港:32,678人 21.6%減
・日本:8,379人 41.5%減
昨年に引き続き韓国からの団体旅行者が大幅増となる一方、日本は41.5%減と、43.0%減となった今年4月から改善の傾向。
マカオ全体で99軒のホテル(バジェットホテル含む、以下同)が今年4月末時点で提供する客室数は28,111室となり、対前年16.1%増。うち、5つ星ホテルの客室が占める割合は66.6%。
2013年4月のホテル(バジェットホテル含む)の宿泊人数はのべ897,340人で、対前年16.9%増、平均宿泊日数は1.3泊で、前年同月からマイナス0.1泊。宿泊客の出身地別では中国本土が全体の59.2%、香港が16.8%を占めた。また、昨年同月と比較してホテル客室供給数が増加したことから、ホテル(バジェットホテル含む)の客室稼働率は1.5%減の80.5%に。うち4つ星ホテルに限ると84.6%と平均を上回る。今年1〜4月のホテル宿泊人数はのべ3,421,831人で前年同期比16.1%増、ホテル客室の平均稼働率は79.9%で同3.0%減。
また、今年1〜4月にホテルへ宿泊したゲスト数は宿泊を伴う旅客総数の70.6%を占め、前年比6.6%の増。