マカオ、全市民対象の新型コロナPCR検査実施…市中感染確認例出現受け、8月初旬以来二度目

 マカオでは、9月24日深夜から25日未明にかけて、新型コロナウイルス感染者が2人相次いで確認された。

 患者はいずれも同じ隔離検疫用ホテルに警備員として勤務する男性で、輸入関連性事案。

 マカオ政府新型コロナウイルス感染症対策センターは25日午前、直近で感染確認された患者はデルタ株感染の可能性が高いことを明らかにし、同日午後3時(マカオ時間)から72時間にわたって全市民及びマカオ滞在者(旅客等)を対象としたPCR検査を実施すると発表。

 検査会場は3つのカテゴリーに分けられ、「一般」が31ヶ所、「自費」が14ヶ所、「ケアリング」が7ヶ所の合計52ヶ所設けられ、大半が24時間オープンとなる。「一般」は無料で検査を受けることができるが、検査結果を域外との往来(通関)用途で使用することはできない。「自費」は主に通関用途でPCR検査証明が必要な人向けで、検査費用は実費。「ケアリング」は3歳以下の乳幼児、80歳以上の高齢者、妊婦、障がい者及び行動に不便がある人と同伴者1人が利用できるもので、検査結果の通関用途で利用はできない。「一般」と「自費」についてはマカオ政府衛生局特設サイトを通じた事前予約が必要。

 マカオの人口は約68万人。マカオで全市民を対象としたPCR検査が実施されるのは8月初旬以来、約50日ぶり二度目のこと。前回も市中で一家4人のデルタ株感染確認があったことを受けて72時間にわたって実施され、期限内に検査が完了し、結果は全員陰性だった。なお、今回の全市民PCR検査実施にあたっては、前回課題となった点(事前予約が意味をなさなかった、検査待ちの行列が長時間に及ぶ場面があったなど)について改善が図られているという。

 このほか、全市民PCR検査実施に伴う医療資源の集中により、新型コロナワクチン接種は一時中止となる。

マカオにおける全市民を対象としたPCR検査会場のイメージ(写真:マカオ政府新型コロナウイルス感染症対策センター)

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