ジャパンフェア、2万5千人動員

ヴェネチアンマカオのコタイエキスポホールBで開催されていた「ジャパンフーズ&プロダクツフェア」が7日に閉幕。3日間の開催期間中、2万5千人を動員したという。

「ジャパンフーズ&プロダクツフェア2013」は今年初開催。主にマカオ市民、中国本土からの観光客をターゲットとし、マカオを拠点に日本ブランドの発信を行うのが目的。主催は雑誌「旅マカオ」と「澳門食玩買」の出版などの事業を展開し、マカオに本社を置く琵雅亜洲(澳門)有限公司。

開幕式にはマカオ政府関係者も参加—本紙撮影

開幕式にはマカオ政府関係者も参加—本紙撮影

エキジビション会場の面積は約2千平米で、20の出展ブースとステージが設営された。北海道のホテルや海鮮業者、成田国際空港、鹿児島県、横浜F.C.香港などが出展。ステージではサンリオのハローキティや東映の海賊戦隊ゴーカイジャーのショー、鹿児島県産クロマグロの解体ショーなどが行われ、多くの観衆を魅了した。主催者によると、成田国際空港ブースで販売した東京バナナや日本酒の売れ行きが好調だったという。

また、エキジビション期間中、ジェトロ主催によるマカオ政府関係者や地元レストラン業者を招いての日本の食の安全に関するセミナーも開催された。マカオでは現在も東北、関東地方の一部からの生鮮食品の輸入に制限があるため、安全性を直接訴求することで早期の規制撤廃を実現させたい意向。

成田国際空港ブース—本紙撮影

成田国際空港ブース—本紙撮影

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