マカオ団体旅行客数伸び持続、ホテル稼働率は微減―13年5月
- 2013/7/16 7:10
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は15日、今年(2013年)5月の団体旅行客及びホテル客室稼働率統計を発表。同月マカオを訪れた団体ツアー客はのべ721,104人で対前年7.7%増、ホテル客室稼働率は同0.5%減の77.6%だった。今年1〜5月の団体旅行客数は前年同期比10.7%増の3,785,408人。
5月にマカオを訪れた団体ツアー客のべ721,104人の主な出発地別内訳は下記の通り。
・中国本土:547,803人 17.6%増(うち広東省:174,678人)
・台湾:43,926人 16.9%減
・韓国:25,011人 0.3%増
・香港:30,048人 10.3%減
・日本:10,192人 51.8%減
昨年に引き続き増加の一途にあった韓国からの団体旅行者の伸長が落ち着いたが、日本は51.8%減と、引き続き前年割れの状態が続いている。
マカオ全体で99軒のホテル(バジェットホテル含む、以下同)が今年5月末時点で提供する客室数は28,065室となり、対前年16.4%増。うち、5つ星ホテルの客室が占める割合は66.5%。
2013年5月のホテル(バジェットホテル含む)の宿泊人数はのべ907,831人で、対前年20.3%増。うち5つ星ホテルの宿泊者が43.9%増の562,281人となった。平均滞在日数は1.3泊で、前年同月からマイナス0.1泊。宿泊客の出身地別では中国本土が全体の59.2%、香港が16.0%を占めた。また、昨年同月と比較してホテル客室供給数が増加したことから、ホテル(バジェットホテル含む)の客室稼働率は0.5%減の77.6%に。うち4つ星ホテルに限ると80.5%と平均を上回る。今年1〜5月のホテル宿泊人数はのべ4,329,662人で前年同期比16.9%増、ホテル客室の平均稼働率は79.4%で同2.5%減。
また、今年1〜5月にホテルへ宿泊したゲスト数は宿泊を伴う旅客総数の71.6%を占め、前年比7.0ポイントの増。