第2四半期マカオカジノ売上15.7%増、1兆735億円

マカオ特別行政区博彩監察協調局は16日、2013年第2四半期のカジノ売上が861.63億パタカ(日本円換算:約1兆735億円)となり、昨年同期比15.7%増だったことを発表。売上の中心はVIPルームで、売上の67.3%を占める580億パタカだったが、前年同期と比較して占有率は2.7ポイント下落している。

2013年第2四半期の特徴として、VIPルームの代表的収入源であるVIPバカラが11.2%の伸びだった一方、マスゲーミングフロアのバカラ売上が33%増となる207億パタカに急増。VIPバカラとマスゲーミングバカラの合計で第二四半期のカジノ売上の91%を占め、マカオでバカラの人気が圧倒的なことを物語る結果を示した。

7月17日付地元有力紙「澳門日報」によると、マスゲーミングフロアのバカラ売上が急増した要因として、VIPバカラの最低別途金額の引き上げを挙げている。VIPバカラフロアからマスゲーミングフロアへ富裕層の顧客が流れたことにより、マスゲーミングフロアでの売上が増えたと見る。カジノ運営企業にとって、ジャンケット(仲介人)にコミッションの支払いが必要なVIPルームと比較し、マスゲーミングフロアの方が利益率が高い。また、マスゲーミングフロアのベット金額設定はカジノ運営企業の裁量に任されているため、今後マスゲーミングフロア内にサービスを強化した高額ベットエリアの増強や、最低ベット金額設定の高額化などが予想される。

2013年第2四半期末時点のマカオのゲーミングテーブル数は5,746台で前期と比較して3台減、スロットマシンは15,310台で同1,096台減。

なお、2013年第2四半期のカジノ売上にドッグレース、競馬、ロト等を加えたゲーミング総売上は864.19億パタカ(日本円換算:約1兆788億円)で、上半期合計は1,720億パタカ(同:約2兆1,473億円)だった。

急速に発展するカジノ産業(写真はイメージ)―本紙撮影

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