マカオ、12歳以上の入境者に対する新型コロナワクチン接種証明提示を必須に…中国本土は除外

 マカオでは、新型コロナの域外からの流入阻止を目的とした厳格な水際措置が講じられており、5ヶ月以上にわたって新型コロナの市中感染確認例ゼロを維持している。

 このほどマカオ政府衛生局は4月3日からの水際措置の変更に関する公告を発出。同日午前0時以降、外国、香港、台湾からマカオへ向かう民間の交通機関に搭乗する12歳以上の者に対し、下記の1)または2)の提示が必須となる。

1)新型コロナワクチンの初回接種(一般的には2回接種)を済ませてから満14日(18歳以上については初回接種完了から7ヶ月以上経過した場合に少なくとも1回のブースター接種を済ませている)であることの証明書

2)接種不適格・接種不能の状況が2ヶ月以上続く場合は医師または関係当局による証明書

 証明書は現地当局が認可した海外渡航用のものである必要があるとのこと。

 このほか、現行の外国、香港、台湾からマカオ入境時に14日間の隔離検疫を必須とし、入境後21日間はマカオから中国本土へ向かうことができないという従来の措置に変更はない。

マカオ政府衛生局(写真:GCS)

マカオ政府衛生局(写真:GCS)

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