マカオ、2021年12月〜2022年2月期の総体住宅価格指数は263.4…前回調査から0.5%下落
- 2022/4/8 14:55
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は4月8日、昨年(2021年)12月〜今年(2022年)2月期の住宅価格指数を公表。総体住宅価格指数は263.4で、前回調査(昨年11月〜今年1月期)から0.5%の下落だった。エリア別ではマカオ半島が0.3%下落の263.3、タイパ島・コロアン島が1.4%下落の263.6。
ストック物件(中古)の価格指数は0.8%下落の280.8。エリア別にみると、マカオ半島が0.5%下落の272.8、タイパ・コロアン島が1.6%下落の312.1。築年数別では、11〜20年と6〜10年がそれぞれ4.7%、3.4%下落。未完成物件(プレビルド)は0.8%上昇の316.6。実用面積別では、75〜99.9平米と100平米以上がいずれも2.4%下落、50〜74.9平米は0.3%の上昇だった。
住宅価格指数は2011年を基準とし、住宅売買・移転にかかる不動産印紙税資料をもとに算出されたもの。
マカオでは2020年1月下旬以降、厳格な入境制限を含む新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫対策が講じられた。インバウンド依存度の高い業種を中心に大打撃を受ける中、住宅不動産市場に関しては比較的堅調に推移している。